世の中に、ゲイ向けの雑誌はいくつかあります。
でも、ビアン向けの雑誌って、ない。
(昔はカーミラという雑誌がありましたが、廃刊されました)

なんでだろうか。


1、レズビアン人口が少ない
女の子同士って、街中でも手をつないだりチュープリ撮ったり、そういうことには抵抗ない。
でも、やはり昔からの名残りなんでしょうかね、
シンデレラだって白雪姫だって眠り姫だってそうです、
「王子様と結婚してしあわせに暮らしました」
これがゴールなんです。
小さい頃から「将来の夢はお嫁さん!」とか、「こどもは3人うむの!」とか。
おばあちゃんやママから言われて育つんです、女のコって。
だからかしら、
「女の子もいけなくはないけど、最終的には男の人と結婚して子供うむ」
って人が、意外に多い。
私見ですけれど。
で、「生粋のレズビアン」が少ないから市場として成り立たないんですね。
これは雑誌だけでなく、AVだって同じです。



2、社会が男中心にまわっているから
私はゲイ雑誌について詳しくありません。
けどおそらく、男性のみで出版社設立し、従業員もほぼ男性なのではないでしょうか。
女でそこまで力のある人は少ないんだと思います。なんとなく。
わたし、社会人じゃないからわからないけど、なんとなく、そう、思います。



そこでだ!
「男を巻き込めばレズ向け雑誌をつくれるぞ!」
こういう考えに至ったわけです。
そして、
「やるならゲイとビアンのためだけじゃない!もっと広くすれば需要はさらに伸びる!」と。

それともう一つ。
「人とは違う」「普通じゃない」って悩んでいる人たちに、
「そういう人もたくさんいるよ」を伝えたい。
今はセクシャル「マイノリティー」だけど、
たとえば数的には少ない「赤ちゃん」が「マイノリティー」とは呼ばれないように、
「確かに少数派かもしれないけど、そんなわざわざ区別しなくていいじゃない(´▽`*)」
って世の中になればいいなあ、って。思って。ね。

いつしか、コンビニに当り前にいわゆる「セクマイ」の雑誌が並べばいいなあ、と思います。




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